菜の花や夕日の国に逝きし母
「菜の花や月は東に日は西に」という与謝蕪村の句や、「菜の花の中へ大きな入日かな」という夏目漱石の句など、菜の花と夕日を結びつけた句は比較的多いように思われる。そして夕日の沈む西の方角は、『西方極楽浄土』といわれるように死後の世界がある方角でもある。
今日、車窓からたまたま菜の花を見て、蕪村や漱石の句を思い出し、そして次に西方極楽浄土ということばを思い出した。
死後の世界はどういうところか分からぬ(そもそも死後の世界があるのかどうかも分からぬ)が、あるなら仏教の説くような極楽浄土であってほしい。そして、そこで亡き母と父が幸せに暮らしていると願う。
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