更衣

更衣なほ在りし日の母と生く

 

母が亡くなって、着物も洋服もほとんどの物は処分してしまったけれど、クローゼットの中にはまだ少なからぬ母の服が残っている。その中には単なる無精のせいで捨てられていないものもあるが、なんとなく愛着があって捨てがたくて残しているものもある。

亡くなって1年半が経ち、もう四季を一周半したけれど、自分の普段着も母と同じクローゼットに入れてあるので、季節の変わり目になると母の服に目がとまって、「ああ、この頃はこの服をよく着ていたなあ・・・」などと母の姿を思い出すことがある。

今日は私の六十一歳の誕生日。あと何年生きるか分からないが、生きていた頃の母の姿を胸に留めて、ずっと母とともに生きていくつもりだ。

 

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