雪降れり 投稿日: 2024年10月4日 投稿者: @haikaigo 母と在るいまこの時や雪降れり この句を詠んだとき、もちろんいつか母が旅立つ日がくることを意識はしていた。だから、母と在る時間を慈しみたいと考えていた。とは言え、介護の日常はどこか時間に追われてしまう。 ここ半年ほどの母は睡っている時間が増えて、起きて車椅子に座っていても黙っていることが多かった。互いのことばも通じず、会話らしい会話をすることもほとんどなかった。 それでも母がいてくれるだけでさみしくはなかった。いのちの存在とはすごいものだと改めて思う。 <広告> にほんブログ村 にほんブログ村