不整脈持ちたる母が逝きしいま暑さ寒さも吾のみのこと
この歌は昨年の二月五日に詠んだ。毎年九月の彼岸前と一月の大寒の頃が、母の脈がもっとも乱れやすい時期で、この時期に三度入院している。だから、いつもこの頃になると少し身構えていた。
しかし、母が亡くなってしまえばもうその心配もなくなって、自分だけが暑いとか寒いとか言っていればよいだけになった。
今日、2026年2月8日は、ここ和歌山でも珍しく雪が積もった。とは言うものの、和歌山でも山間の育ちの私は子どもの頃から比較的雪は見慣れていてむしろ懐かしささえ感じる。
そのせいか山間の故郷の町や父や母が無性に恋しくなった。
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