明易

明易し夜通し喋る母手強

 

いま母親を施設に入れて介護している友がいる。ところが、ご母堂からは時間かまわず携帯電話がかかってくるという。これでは気の休まるときがあるまい。

自分はどうだったか。母と一緒に暮らしてはいたが、四六時中気の休まるときがないという状態はなかったように思う。もっとも私の場合、母がまだ活発な頃は父や姉と一緒の介護で、一人で母の相手をしているわけではなかったので、そのお陰もあるが・・・。

それでも父が亡くなって、母の隣に寝るようになってから、月に一、二度母が夜通し訳の解らぬことを喋り続けることがあって、これにはお手上げであった。短夜の頃などは何とか眠ろうと思っている間に空が白んできて、明るくなってから二時間ほどまどろむ、そんな日もあった。

 

 

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